気になる工学者は・・・4
海軍本部はこれにたいそう感心して、新造の駆逐艦にはタービンを搭載するということにしてパーソンスに報いた。
タービンを艦船の推進に用いるときの主な技術的問題は回転が高速すぎるということで、このためプロペラーの設計は難しくなる。
実際には2段の減速歯車が用いられるのが常です。
パーソンスはこのことにきわめて慎重で、古い船を購入して歯車つきのタービンをこれに取付けてテストをした。
1906年までにはタービンは大形戦艦にも載せられるようになり、その後に建造した商船モーレタニア号は70000馬力のタービンを備えて1935年まで運行を続けました。